皆さんも人生で一度は目標を立てたことはあると思います。
今回は、目標設定なやりがちなダメな立て方を紹介していきます。
〇〇力という罠
今から目標設定の場面でいくつか具体例を出します。
営業部署に勤務しているサラリーマンが
「成約を上げるために営業力を高める!」
英語の勉強をしている大学生が
「今より英語力を2倍にする!」
最近、すぐ息切れしてしまう社会人が
「体力をつける!」
などなど上記のような目標を立てる人が多くいます。
残念ながら、〇〇力をつける、上げるなどを目標として掲げるのは良い目標とは言えません。
言葉と数字
そもそも、その営業力や英語力とは具体的に何を表しているのかが非常に曖昧です。
よくゲームで、攻撃力や守備力、回復力などの言葉に慣れている影響もあり「〇〇力」という言葉に対して違和感なく使いがちです。
ここで知るべきポイントは、
「〇〇力を上げる」という目標は言葉だけで定性的な目標です。
一方、数値化された目標を定量的な目標と言います。
営業力や英語力は、言葉だけの目標で、数値がない目標です。
定量的な目標にする
ここで、先ほどの定性的な目標を定量的な目標にしていきます。
「成約を上げるために営業力を高める!」を
定量的な目標にすると
「1か月あたり10件の成約を決める」
「今より英語力を2倍にする!」を
定量的な目標にすると
「来月のTOEICで750点以上とる」
「体力をつける!」を
定量的な目標にすると
「今より体重を2kg落とし、体脂肪率も1%落とす」
このように数値化することが大事です。
なぜ、定量的な目標にすべきか?
それは、認識のズレが起きないからです。
先ほどの「英語力を上げる」だと人によって、基準が異なります。
Aさんにとっての英語力は、TOEICのスコアですが、Bさんにとっての英語力は大学教養レベルかもしれません。こうした、認識のズレが起きないようにするためにも定量的な目標にすべきです。
まとめ
今回は、日常的に使いがちな「〇〇力」という定性的な目標がダメな理由を説明してきました。
自分も今後、「〇〇力」という定性的な目標ではなく定量的な目標を立てて行動するよう注意します。
今回は以上。
最後まで読んでくれてありがとう!