今回は、「受験生こそAIを使うべき!」という少し攻めた内容を書いていく。
この記事を読むべき人!
・高校受験や大学受験を控えている人
・AIを使おうか迷っている中学生・高校生
・子どもにAIを使わせるべきか迷っている親御さん
受験生がAIを使うべき理由やメリット、デメリットを解説していく。
理由 AI活用スキルによる格差
最初に理由。重めだが重要なので書く。
ここ数年、AIテクノロジーの進歩が速い。速すぎる。
2022年11月、オープンAIが開発したchatGPTが登場し、世の中に衝撃を与えた。
登場当時は、誤情報も多く人の方が優秀と言われていた…
だが、2025年6月現在、AIは革新的な進化を遂げている。
世の中にある主なAIは、生成AI、画像認識AI、音声認識AI、予想分析AI、自然言語処理、推薦システム、ロボティクスAIなどが登場している。多い…
世間の知名度が高いchatGPTやGeminiは生成AIの中の大規模言語モデル(LLM)に属されるAIである。
これらのAIを使いこなせる人と使いこなせない人での格差が徐々に出ている。
いわゆる、AI活用スキルの格差である。
AI活用スキルを上げるには、使うしかない。
10代からAIを使えば、AI活用スキルは上達していく。
次からはメリットを書いていく。
メリット① AI活用スキルが身につく
理由と重複するが、AIを利用することでAI活用スキルが身につく。
最も効率良くスキルを習得する方法は、プロから学び、自分で実践することである。
正しくAIを使えば、これからの人生において武器になることは間違いない。
メリット② すぐわかる
AIにプロンプト(質問文のこと)を出すだけで、すぐに回答が返ってくる。
生成AIはスピードが人の何十倍も速い。
例えるなら、人が自転車や車に対して、AIは飛行機である。
飛行機は離陸するまでに多少の時間が必要で、AIも同じ。リサーチに数秒かかってから、一気に文章が生成される。
受験生が参考書で勉強していて、わからない箇所が発生したとき、AIに聞けば、一瞬で解決する。
メリット③ 質問力がつく
AIを活用するうえで、鍵になるのが質問力だ。
よくわからない曖昧な質問や文章を入力すると、曖昧で質の低い文章が生成される。
*生成されるだけでもすごいが(笑)
AI活用スキルの中で質問力は重要。
AIに対し、自分が望んだ回答が得られれば、自分の質問文は良かったことの証明になる。
AIを上手く使うことで、自然と質問力が身につく。
→自分でPDCAを回せる人に限るが…
デメリット
もちろん、AIを使うことのリスクもある。
・思考停止に陥る可能性
・情報収集力の低下
・情報の不確実性
・プライバシーの問題
上記のようなデメリットがあることも考慮しなければならない。
個人情報の取り扱いやAIが生成された情報が正しいかどうかを判断する力が必要である。
これらはSNSを使うときの注意点と同じである。
受験生がAIを使うには

理由、メリット、デメリットを紹介したところで、受験生がAIを使うにはどうすればいいかを書く。
一言で言うと、「賢い道具」として使うこと。
魔法ではなく、道具。
道具は使う人によってその道具が発揮する効果が変わる。
つまり、正しい使い方で使うことである。(回りくどい言い方だが)
例えば、分からない箇所に対して自分なりの回答(仮説)を考えたうえでAIに質問してみることや自分の答案を添削してもらうといった使い方が有効であろう。
年内に、中学生・高校生向けのAI活用方法を専門に教える講座もしくは塾を開講予定。
まとめ
今回は、「受験生はAIを使うべき」という攻めた内容で書いてきた。
AIを活用するかどうかは個人の判断にゆだねる。
ただ、知ってほしいのはAIを使いこなせる人と使いこなせない人で格差が徐々に出てきていることとAIを使いこなすには、個人の力量に依存してしまうことを覚えておいてほしい。
今回は、以上。
最後まで読んでくれてありがとう!