今回は、記憶力を向上させるために必要なマインドについて書いていく。
こんな人におすすめ
・覚えたことをすぐに忘れてしまう
・資格勉強などの重要なかことが覚えられない
・記憶力を上げたい
上記の悩みがある人は最後まで読むことをおすすめする。
記憶のメカニズム
人の脳が何かを記憶するプロセスは、記銘→保持→想起の3つのステップを踏むとのこと。
そして、記憶は保持される時間や内容によって感覚記憶、短期記憶、長期記憶の3つに分類される。
簡単な例として、、、
感覚記憶
→目の前を通り過ぎた車の形が一瞬残像として見える、雷の音が耳に残る
短期記憶
→電話番号をメモするまでの間だけ覚えている、買い物リストを一時的に記憶する
長期記憶
→自分の名前、自転車の乗り方、学生時代の思い出、知識
多くの人は、短期記憶止まりではないだろうか?
今回は、長期記憶にしていくマインドをお伝えする。
思い込みを捨てる
最初に、お伝えするマインドが思い込みを外すことである。

「自分には覚えられない」や「自分は物覚えが悪くて…」
これらは自分が勝手に思い込んでいるのに過ぎない。
この思い込みが勝手に記憶に制御している。
まずは、思い込みを捨てることから始めよう!
覚える理由を明確にする
次に、覚える理由を明確にすることである。
資格勉強や英語の勉強をしていて、
「内容が頭に入ってこない」や「大事なことが覚えられない」という人は、それらを憶えなければならない明確な理由があるだろうか?
ただ、なんとなく将来のためや仕事で役立ちそうだからといった漠然とした理由では脳は覚えようとしない。
逆に、「半年後に留学する」や「2か月後までに資格を取らないと会社をクビになる」といった重要かつ期限が迫っている場合は、人は覚えようとする。
なぜなら、覚えなければならない明確な理由があるからだ。
今、資格や英語の勉強をしている人で覚えられない人は、明確な理由があるか見つけてみよう!
*補足
なお、明確な理由が無くても自分が「楽しい」と感じれば脳内ホルモンのドーパミンが分泌されるため記憶力向上により、覚えることができる。
感情を利用する
最後に紹介するマインドとして感情を利用することである。
利用というより、感情と結びつけるが正しい。
1週間前の出来事はほとんど覚えていなくても中学校・高校の修学旅行の出来事を思い出すことはできるのではないだろうか?
なぜなら、いつも以上に感情が出ているからだ。
ここで、記憶の公式を紹介する。
長期記憶=情報×感情
これは、自分がインプットした情報と感情を結びつけることで長期記憶になる。
ぜひ、何か新しいことを長期記憶したい場合は、感情と結びつけるといい。
できれば、「楽しい」だとなお良い。
まとめ
今回は、記憶力を向上させるマインドについて書いてきた。
・無駄な思い込みを捨てる
・なぜ覚えるのかという覚える理由を明確にする
・情報と感情を結びつける
このマインドは今日からできるので、ぜひ実践を!
今回は、以上。
最後まで読んでくれてありがとう!