今回は、ポジティブな言葉を増やすべきである理由を書いていく。
【前提】ネガティブ言葉は百害あって一利なし
ネガティブ言葉とはズバリ悪口である。
大衆居酒屋に行くと、あちこちの席から大声で会社の上司と思われる悪口が聞こえてくる。聞きたくなくても恐ろしいぐらい聞こえてしまう。自分が居酒屋が苦手な理由がこれ。
ネガティブ言葉としては、悪口の他に、自己卑下や否定表現がある。調べたところ、「疲れた」もネガティブ言葉に分類されるらしい。「疲れた」は日常的に使いがちなので注意しないと、、、
悪口はストレス発散にならない
ネガティブ言葉の代表格である悪口について調べて分かったことを書いていく。
悪口や愚痴を言うことはストレス発散を目的にしている人が多いかもしれないが、実際はストレスを増やしてしまうらしい。悪口を言うと、ストレスホルモンであるコルチゾールを分泌してしまうらしい。
長期間、コルチゾールの数値が高いと、身体免疫力を低下させ病気の引き起こす原因になる。
また、東フィンランド大学の研究では、悪口や批判が多い人は認知症になる危険性が3倍ほど上がるとのこと。
要するに、悪口=ストレスということを覚えておけばい。
ポジティブ比が業績を決める
ポジティブに関することを研究するポジティブ心理学という学問があるらしい。
ポジティブ心理学の研究によると、ポジティブ言葉とネガティブ言葉の比率を変えるだけで、仕事や結婚生活、人生も全て良くなることが判明しているらしい。
ノースカロライナ大学が職場で話される会話のポジティブ比(ポジティブな言葉とネガティブな言葉の割合)を調べた研究がある。
その研究によると、3:1でポジティブな言葉が多いチームはビジネスで高い利益を出し、チームメンバーの評価も高いそうだ。
一方で、3:1を下回ったチームは、離職率が高いことも判明している。
最も高い業績を出しているチームは、ポジティブ比が6:1らしい。
夫婦円満もポジティブ比にあり
心理学者のジョン・ゴットマン博士の研究によると、幸せな夫婦関係やパートナーシップを築くには、ポジティブ比が5:1であることが重要とのこと。
逆に、5:1を下回っている夫婦は離婚する確率も高くなるらしい。
夫婦関係で言うなら、マメに「ありがとう」と感謝の言葉を言うのが良さげ。
まとめ
仕事での成功や夫婦関係など良好な人間関係を築くには、ポジションな言葉を増やすことが大事だ。
これは、今からできる習慣だ。なぜなら、「ありがとう」と言うのはタダで何の労力も要らない。
なんて、費用対効果が高い習慣。素晴らしい!
自分も無口になりがちだが、これからはポジティブな言葉を増やす。
今回は以上。
最後まで読んでくれてありがとう!