今回は、英語で「~しすぎることはない」というときの表現について解説していきます。
こんな人におすすめ!
・中学英文法の基礎固めをしたい人
・高校受験や期末テストを控えている中学生
・英検4級合格を目指す人
今回は、#29になります。
今回の例文
今回の解説する英文はこちら。
You can’t be ( ) careful when you cross the street.
問題1
空所に入る語句は?
①to
②too
③much
④many
問題2
日本語訳は?
問題3
文型は?
サクセスクライテリア
1.「~しすぎることはない」という表現を書けるようになる
2.主節と従属節の違いを再確認する
主節と従属節
今回の例文は、主節と従属節から構成されています。
それぞれの特徴を簡潔にまとめると、、、
〇主節
・文の中心となる部分で、それだけで意味が通じる独立した節
・主語と述語動詞を含む
・接続詞や関係詞がない
〇従属節
・主節に付随し、文の中で名詞、形容詞、副詞の役割を果たす節
・接続詞や関係詞を伴って主節に接続する
・従属節内の主語は意味上の主語
中学生は「へぇー、そんなんだ」と思ってください。高校生で知らなかった方はしっかり基礎を復習しましょう。
解説
文型・文の要素・品詞
今回の英文は、第2文型になります。
・You=主語
・can’t=助動詞
・be=動詞
・too careful=補語
・when you cross the street=副詞節
訳
訳は、「道路を横ぎるときは、どんなに注意してもしすぎることはありません。」
英文と日本語文の対応箇所は、
You can’t be too careful when you cross the street.
(道路を横ぎるときは、どんなに注意してもしすぎることはありません。)
主節
今回の文で大事な「can’t be too careful」から解説します。
can’t be too carefulを直訳すると、〜しすぎることはできない」となりますが、これは慣用句です。
実際は「いくら〜しても、しすぎるということはない」という意味になります。
つまり、「〜すればするほど良い」「いくらやっても十分ではない」「十分に〜すべきだ」という強い強調や忠告を表すことになります。
今回の例文では、carefulという形容詞で注意深いという意味になるので、「いくら注意しても、注意しすぎることはない」という意味になります。
can’t be too carefulという構文がありますが、この形容詞の働きは補語になるためSVCという第2文型になります。
従属節
文の後半の「when you cross the street」は、「いつ」その注意が必要なのかを詳しく説明する部分になります。今回は副詞節に該当します。
このwhenは従属接続詞になります。
詳しくは#28を読んでください。
従属節内の文型は、第3文型です。
まとめ
今回は、「~しすぎることはない」という表現や主節と従属節の関係について解説していきました。
・can’t be too carefulで「いくら〜しても、しすぎるということはない」という意味になる
・従属節は、主節に付随し、文の中で名詞、形容詞、副詞の役割を果たす節
ぜひ、今回紹介した例文の覚えて類似問題を解けるようになりましょう。
今回は、以上。
最後まで読んでくれてありがとう!