今回は、第1文型のbe動詞の使い方を中心に解説していきます。
be動詞の使い方に不安を持っている人は必見の内容です。
こんな人におすすめ!
・中学英文法の基礎固めをしたい人
・高校受験を控えている中学生
・英検4級合格を目指す人
・be動詞の使い方に不安がある人
今回は、#10になります。
今回の例文
今回の解説する英文はこちら。
There ( ) some balls in the box.
問題1 空所に入る語句は?
①is
②are
③was
④were
問題2
日本語訳は?
問題3
この英文の主語は?
サクセスクライテリア
1.「There is/are」構文の基本的な意味と使い方を理解する
2.「some」の使い方を理解する
3.前置詞inや他の前置詞との区別を理解する
文型・文の要素
今回の英文は第1文型になります。
・There=副詞(誘導副詞)
・are=be動詞
・some balls=主語
・in the box=副詞句(場所)
解説
今回の例文の日本語訳から解説します。
訳は、「箱の中にいくつかのボールがあります。」
英文と日本語文の対応箇所は、
There are some balls in the box. (箱の中にいくつかのボールがあります。)
今回の英文で最初に注目すべきは、be動詞の訳し方です。
be動詞の訳は、第1文型のときの「ある、いる、存在する」と第2文型のときの「~である」の2種類あると解説してきました。
今回は、第1文型の訳し方になります。
箱の中に「いくつかのボールが」あると訳します。
また、主語がsome ballsになる点も注意です。
→冒頭のthereは副詞なので、主語ではない!
someの基本事項
この英文の主語であるsomeは、「いくつかの」「いくらかの」という意味で、数を特定しないけれど複数あることを示す際に使われます。
someは可算名詞(数えられる名詞)も不可算名詞(数えられない名詞)にも使うことができます。
【ミニ解説】
可算名詞:eggs, balls, families, catsなど
不可算名詞:water, chalk, love, snowなど
また、肯定文で使われることが多いです。
前置詞in
そもそも前置詞は前置詞+名詞の形で使われます。
方向、時間、空間的な位置関係などの表現で用いられることが多いです。
もし、今回の英文に前置詞がないと…
There is a ball the box.となりボールと箱の位置関係が分からなくなります。
そこで、前置詞in, on, byを使うと
(A)There is a ball in the box.
(B)There is a ball on the box.
(C)There is a ball by the box.

上のイラストのように位置関係を表現できます。
まとめ
今回は、第1文型でのbe動詞やsome、前置詞の使い方を解説してきました。
・第1文型のbe動詞の訳は「ある、いる、存在する」
・thereは主語ではない
・someは肯定文でよく使われる
・前置詞は、前置詞+名詞の形をとって、方向、時間、空間的な位置関係を表現する
ぜひ、今回紹介した例文の覚えて類似問題を解けるようになりましょう。
今回は、以上。
最後まで読んでくれてありがとう!