今回は、エモーショナルマーケティングについて書いていく。
この記事を読むべき人
・タイトルに疑問を持った方
・エモーショナルマーケティングを知らない人
・マーケティングの基礎を知りたい人
その前に、この記事のタイトルや画像には、エモーショナルマーケティングの要素がある。
意図的に、「何だこれ?」と思うタイトルにしている。
では、エモーショナルマーケティングについて簡単かつ簡潔に紹介していく。
人は感情で買う
人がモノやサービスを買う理由は何か?
・安いから
・得するから
・良いと思ったから
根本的な購買意欲は感情からきます。つまり、顧客は感情でモノ・サービスを買っている。
なお、今回の内容は、「非常識な成功法則」で有名な神田昌典さんが書かれた「あなたの会社が90日で儲かる」を参考にしている。
エモーショナルマーケティング
エモーショナルマーケティングとは何か?
エモーショナルとは、日本語で感情を意味する。
つまり感情マーケだ。
なぜ、感情が大事かは、繰り返しになるが、人は感情で動くからだ。
ニーズとウォッツ
ニーズとウォッツの違いは何か?

ニーズは必要性を意味し、ウォッツは欲求を意味する。
ニーズはいるか/いらないか。
ウォッツは欲しいか/欲しくないか
人間のウォッツ(欲求)には、2種類ある。
A. 快楽を求める欲求
→楽しさ、喜び、心地よさ、満足感といったポジティブな感情を積極的に得ようとする欲求
具体例
・美味しい料理を食べる
・趣味に没頭する
・カッコいい服を着たり、インテアリアをそろえる
・異性と交流/恋愛する
B. 苦痛から逃れる欲求
→不快感、痛み、不安、恐怖、不満といったネガティブな感情を回避しようとする欲求
具体例
・体調を崩したら病院へ行く
・暑いときにエアコンをつける
・課題やテスト勉強をする
・仕事を辞める/転職する
より強い欲求はBの苦痛から逃れる欲求である。
マーケティングの際は、人が苦痛を回避できるという欲求を満たすことが大事である。
欲求に関しては、内容が濃すぎるので、別の記事でも書く予定。
見込み客の重要性
本書では、集客の重要性も書かれている。
その中でも、見込み客について少し説明する。
見込み客とは、今すぐ購買しないが将来、購買することを検討している客のことである。
見込み客がなぜ、重要であるか。
・ライバルが少ない
・集客コストが少ない
上記2つである。
なぜ、ライバルが少ないことが重要なのか?
それは、その見込み客の第一想起をとることができるからだと自分は考えた。
ライバルが少ないということは、顧客が持っている情報量は少ない。
つまり、自分が情報量を与えることで、顧客の中に情報が蓄積され、キーワードを聞いただけで、その想起をとることができる。
もう一つの集客コストが少ない理由は、ぜひ本書を一読することをお勧めする。
営業パーソンは専門家になれ

最後に、営業職である営業パーソンは、専門家になることが望ましい。
よくネットや本にも書いてあるが、営業とは商品を売り込むのではなく、価値を示すことである。
本書でも、売れない営業マンは、商品の話をしすぎていると述べている。
商品の話は、顧客から聞かれた質問に対して、答える程度でいいそうだ。
専門家というのは、商品の内容はもちろん、顧客が感じている悩みを解決できる人になるということである。
営業に関しては別の記事でも書く予定。
まとめ
今回は、エモーショナルマーケティングについて簡潔に紹介してきた。
この記事に書いてあることは、ほんのちょっとなので、ぜひ「あなたの会社が90日で儲かる」を一読することをお勧めする。
まとめると
・人は感情でモノを買う
・人は快楽を求める欲求より、苦痛を逃れる欲求の方が強い
・売れる営業パーソンは専門家である
今回は以上。
最後まで読んでくれてありがとう!