今回は目的と手段のだとちらが大事かという内容を書いていく。
目的と手段の定義
目的と手段のどちらが大事か?
結論、目的である。
目的と手段を少しかみ砕いた言い方をすれば、
目的:なぜやるか、到達したい状態の意図、行動を方向づけるもの
手段:目的を達成するための方法
分かりやすい例を1つ挙げる。
「東京から京都まで新幹線で行く」としたとき
目的が東京から大阪に行くことで、手段が新幹線を使うになる。
この意思決定プロセスは、東京から大阪に移動するという行動指針があり、その方法として、新幹線を用いたというプロセスになる。
必ず目的があって上で手段を考える。
当然だが、行先を決めないで、新幹線やタクシーに乗る人はいないだろう。
手段の目的化
しかし、残念なことに手段が目的になってしまう人が非常に多い。
例えば、
「業務効率を2倍にするために新しいソフトウェアを開発する」とすると
この場合
目的→業務効率を2倍にする
手段→新しいソフトウェアを開発する
となる。
ところが、多くの人/企業が「新しいソフトウェアを開発する」と明確な目的がないまま手段だけを考えてしまう。
身近な具体れ例を出すと、
行先も決めないで新幹線やタクシーにとりあえず乗っている状態と同じ。
受験勉強でも
「とりあえず参考書を3周する」と言う受験生がいるが、何のために参考書を3周するのか目的が不明瞭な受験生が多い。
「英文法問題で20点分を答するために参考書Aを3周する」なら理解できるが…
手段の目的化がダメな理由
手段の目的化がダメな理由として
・そもそも何のために、その施策をしているか分からなくなってしまう
・施策内容にブレが生じ、一貫性がなくなる
・施策が上手くいっているか検証することができない
が挙げられる。
はっきり言って地獄。
手段が目的化しないために
手段が目的化しない手順を出すと
1. 目的→ゴール→目標を設定する
2. 目的、ゴール、目標を達成するための課題を出す
3. 課題解決のための施策を考え、優先順位を決める
4. 施策を実行する
5. 実施した施策の結果を検証する
目的を明確にできるかで結果が決まる。
まとめ
今回は目的と手段どちらが大事か、手段の目的化がダメな理由とその対策について取り上げた。
自分が何かやるときも目的は何か?を考えてから行動しようと思う。
今回は以上。
最後まで読んでくれてありがとう!