解像度を上げるには

ビジネス脳投資

今回は、「解像度を上げる」を読み、解像度を上げるための視点と考え方を書いていきます。

「解像度を上げる」を読もうとなった背景

まず、なぜ「解像度を上げる」という本を読もうと思ったか。
自分が日ごろからお世話になっている経営者さんに事業案を見せたとき、「解像度が低くてよく分からない」と言われたことがきっかけである。

今でも自分の解像度は低いと思い、定期的に本書を読み返している。

そもそも解像度とは

ここで、解像度の定義について確認する。
解像度という言葉はPCや印刷のディスプレ、や画像に用いられる。
ウェブサイトやディスプレイなどでは画素(ピクセル)数、印刷の場合は1インチあたりのドット数の密度のことを指す。

この画素数の多くなるほど、画素の密度が高くなり、詳細な画像表示が可能になる。
この状態を解像度が高い状態という。

ビジネスにおける解像度とは

ビジネスにおける解像度とは、物事への理解度や表現する際の繊細さ、思考の明晰さなどを指します。

ビジネス的に解像度が低い状態の特徴として
・物事への理解不足に見える
・議論が曖昧
・具体的な数字がなく、説得力に欠ける
・抽象論だけで、具体例がない

一方、解像度が高い状態とは
・顧客の困っていること、課題の大きさ
・解決のためにどんな代替サービスを利用しているか
・顧客の感情
といった顧客や市場の理解が深く、議論や思考も明晰な状態を指します。

解像度を上げる4つの視点

本中で解像度が高い人が持っている4つの視点として、深さ、広さ、構造、時間が挙げられています。

深さの視点:原因や要因、方法を細かく具体的に掘り下げる
広さの視点:考量する原因や要因、アプローチの多様性を考慮する
構造の視点:深さや広さの視点で見えた要素を、意味のある形で分け、要素間の関係やそれぞれの相対的な重要性を把握する
時間の視点:経時変化や因果関係、物事のプロセスや流れを捉える

【語彙力UP】
経時変化:時間の経過に伴って物質や物事が変化していくこと
因果関係:二つ以上のものの間に原因と結果の関係があること

ここで、1つ具体例を挙げます。

例えば、自分が「イケメンになりたい」とします。
深さの視点で考えると、なぜイケメンになりたいのか?「モテたい」や「SNSで注目されたい」などが挙げられます。SNSで注目されるのも、写真だけなのか、Youtuberなどの動画提供者なのかによっても変わっていきます。


広さの視点で考えると、イケメンになるためにイケメンの要素分解を行います。ざっくり要素分解すると容姿、清潔感、コミュニケーション、体型、振る舞いなどが挙げられます。

構造の視点では、深さや広さで出た要素を掛け合わせるなどしていきます。
Youtubeで注目されたいだと、容姿やコミュニケーションに注視する必要があるなどが見えてきます。

時間の視点だと、体型変化に応じて、服装を変えたり、筋トレやダイエットのメニューを変えるなどが挙げられそうです。

解像度が高い状態とは

ビジネスや日常生活で解像度が高い状態とは、重要箇所が明確かつ簡潔である状態です。
また、第三者に伝わるかも重要です。

自分の考えを人に話して、驚いた反応があった場合は解像度が高いと言えるでしょう。

自分もユニークな洞察にたどり着けるよう頑張らないと…

まとめ

今回は、「解像度を上げる」を参考に解像度の基礎を自分なりにまとめてみました。

もし、まだ読んだことがないなら一読すべきです。
自分が定期的に読み返すバイブル本の1冊として、めっちゃおすすめです!

今回は以上。
最後まで読んでくれてありがとう!

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