" /> 合格する人の夏休みの勉強戦略は?大学受験・高校受験を控える受験生の夏休みにやるべき勉強を解説 | MIKOTの脳内Log

合格する人の夏休みの勉強戦略は?

受験生必見

今回は、合格する人の夏休みの勉強戦略について書いていく。

この記事を読むべき人
・夏休みに何から始めればいいかわからない受験生
・どの科目をどのくらいの割合で勉強すればいいか知りたい受験生
・どのくらい完成度で仕上げればいいか知りたい受験生

夏は受験の天王山

過去の記事にも書いたことをもう一度書く。

夏は受験の天王山」とは、受験生にとって夏休みが受験の結果を大きく左右する重要な期間であることを表現する言葉である。

最低でも、各科目の基礎固めと長時間の勉強習慣が身についていないと秋以降が厳しいものになる。

夏休みを制する者は受験を制す」という言葉があるくらい。

英語で決まる

受験で最も配点が高いのは英語である。

多くの大学 (高校)では英語の配点が他の科目より1.5~2倍高めに設定されている。

つまり、英語でこけると受験がこけてしまう。
そのくらい英語は大事。

夏休みは基礎固め一択

夏休みは基礎固めをやる。これに尽きる。

夏に基礎固めを終えないと秋からやる応用に支障がでる。

ここでの基礎固めについて、英語なら品詞理解、ルール、単語、熟語、文法、解き方といったインプット部分である。

受験生の多くはこの基礎固めが甘い。

英語なら、
・英文と文の違いは?
・名詞の働きは?
・形容詞の働きは?
・副詞の働きは?
・目的語になれる品詞は?
・補語になれる品詞は?
・動詞の活用は?

上の問いに対して答えられない人は、基礎が身についていないと断言する。

各科目の目安

ここで各科目どこまで夏休みに終わらせたいかを書いておく。

英語

夏休み明けから、長文読解や英作文、英訳和訳問題といったアウトプット系問題に取り組めるようになるための基礎を固めること。

夏休み中に、品詞理解、単語、熟語、文法、解き方の参考書は完成している状態である。

数学

夏休み明けから、重要問題集などの応用問題レベルの問題演習に取り組めるように基礎固めを行うこと。

夏休み中に、公式理解、計算方法、典型問題の解き方は完成している状態である。

理科

理系の人は、夏休み明けから重要問題集や標準問題精講(志望校によっては基礎問題精講)レベルの応用問題に取り組めるのが理想。

夏休み中に、暗記すべき内容の暗記、計算、典型問題の解き方は完成していることが望ましい。
現役生で教科書が終わっていない人は、自分である程度予習した方がいい。

文系の人(基礎選択の人)は、やらなくてもOK。

社会

正直、優先度は低め。
というのも後からの巻き返しが唯一できる科目だからだ。

夏休み中は教科書に登場する用語が覚えればOK。

理系はやらなくてOK(社会より理科優先して)

国語

受験形式でどこまでやるかがかなり変わる。

共通テストまでで二次試験で国語がない人(理系に多い)は、漢字、現代文の解き方を解説した参考書、古文単語、古典文法、古典の解き方を解説した参考書、漢文の句形が暗記できる参考書をやって、夏休み明けから読解問題に取り組めるよう基礎を完成すればOK。

私立受験や国公立二次で国語を使う人は、上記の基礎固めを終えたら、読解演習に着手する必要がある。(特に古文)

大まかな勉強割合

ここで大まかな勉強量の割合を出す。
これはあくまでも目安に過ぎない。

国公立志望の文系

英語:数学:国語:社会=4~5:2~3:2~3:1~2

優先順位としては、社会<国語・数学<英語

私立志望の文系

英語:国語:社会=5~6:2~3:1~2

優先順位としては、社会<国語<英語

国公立志望の理系

英語:数学:理科:国語=3~4:3~4:2~3:1

優先順位としては、国語<理科<英語・数学

私立志望の理系

英語:数学:理科=3~4:3~4:3~4

優先順位としては、苦手科目を最優先に!

私立理系志望は、志望校や個人の苦手科目によってかなり戦略が変わる。

まとめ

今回は、夏休みの勉強戦略について書いてきた。

戦略は個人の志望校や現状の学力によって大きく変わるので参考にしていただければ幸い。

【お知らせ】
個別に戦略相談などをしたい人や英語を得意科目にして高得点をとりたい人向けの学習伴走パートナーサービスを8月より開始します。

学校でも塾でもない第3者視点でのアドバイスを受けたい、相談がしたい、AIを活用した勉強法が知りたい、英語を得意になりたい受験生やその親御さんにおすすめです。

今回は以上。
最後まで読んでくれてありがとう!

タイトルとURLをコピーしました